アーシャのアトリエとは

ストーリー

幾度めかの黄昏の時代が始まり、再び何度めかの慎ましやかな生活が取り戻されつつある世界の、とある一地方。
そこには、国家のような統治された組織はないものの、人々が手を取り合って暮らしていた。

その中に、人里離れたアトリエで薬を作って生計を立てている、ひとりの女の子がいた。
彼女の名前はアーシャ。

以前は祖父と妹と3人で暮らしていたが、数年前に祖父が他界した後、妹も行方不明となってしまい、今はペットの“うし”がいるだけで、天涯孤独の身となっている。

妹がいなくなってからしばらくは失意の底にいたが、祖父の頃から取引している旅の商人の協力もあり、新たな生きがいを見つけ、立ち直ることに成功するのだった。
そして、哀しみの記憶も少しずつ薄れ始めていたころ。

いつものように薬の材料を探して、アトリエ近くの遺跡に出掛けたアーシャは、そこで、いなくなったはずの妹の姿を見かけることになる。
妹が生きていて、世界のどこかにいることを知ったアーシャは、すぐさま妹を探すために旅立つことを決意する。

手がかりなんて何もないし、何をすればいいかもわからない。
ただ、
この世界のどこかで、妹と再会できることだけを信じて。

  • 最終更新:2012-04-12 01:42:57

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